海一味 第43号

浄土真宗のお盆

二十五年ほど前になりますが、あるご門徒さんのお宅の参りの時に、そのお宅の奥さんが「お盆は、地獄の釜の蓋が開いて死んだ人が帰ってくるのですね」と聞かれたことがありました。
当時の私はそんなことを聞いたことがなかったので、びっくりしてしまいました。
「えっ!そうなんですか?私今初めて聞きました。地獄の釜の蓋が開いて帰ってこられるということは、亡き方は地獄に落ちておられるということになりますね?」と私が言いますと 「そうですね。そうするとうちの子供も地獄に落ちていることになりますね。それは辛いですね」 「浄土真宗はあんまりお盆・お盆とは言いません。それは、お盆の時だけ死んだ人が帰ってくるという教えではないからです。

亡き方は阿弥陀さまに抱かれて阿弥陀さまの国(=極楽浄土)に生まれられ、阿弥陀さまのはたらきで仏の悟りを開かれて仏さまに成って(成仏して)おられるから、何時でもどこでも阿弥陀さまと一緒に私達のことを支え見守りはたらいて下さっていると受け取っています。ですから、亡き方がお盆の三日間だけ帰ってこられるとは考えていませんし、地獄に落ちておられるとも考えていないのです。」 「では、どうしてお盆参りをされるのですか?」

「浄土真宗のお勤めは阿弥陀さまの徳を讃え、阿弥陀さまに御礼を言うという意味です。それがそのまま、今は仏さまとなってはたらいて下さっている亡き方々の徳を讃え御礼を言うことになります。
お盆という習慣を縁にしてお参りをすることで、その思いを更に深める機会を増やすという意味でのお盆参りということになります。

盆亡き息子さんも仏さまとなってはたらいて下さっていると受け止めたいですね。」 「なるほど、そういうことだったんですか」というようなお話をさせて頂いたことがありました。
亡き方々(ご先祖)を仏さまと仰いでゆくことができるのは、私達自身が、自分が仏の悟りを開かせて頂く、極楽浄土に往生させて頂くという阿弥陀さまのはたらきをそのまま受け入れさせて頂くことによります。
自分自身が阿弥陀さまのはたらきを喜ばせて頂く身に成ってこそ、亡き方が仏さまに成っておられることを喜ぶことができるのではないでしょうか。だからこそ、聞法=仏さまの教えを聞かせて頂くことが大切だと浄土真宗では強調されるのです。

八月十六日に本堂にてお盆の合同法要が勤まります。ご法話もさせて頂きますのでどなた様も是非お参り下さい。
光西寺副住職  田中 咀釈    合掌

正信念仏偈の意味を知ろう

正信……如来の言葉を信じる(絶対に救う)
念仏偈……嬉しい時も悲しい時も唱える讃歌
*正信偈は親鸞聖人の著作であり、浄土真宗の立教のいわれを著わした「教行信証」の「行の巻」の最後に書かれているものです。

我亦在彼摂取中
私(源信和尚)もまた、阿弥陀如来の光明に摂(おさ)め取られているが

煩悩障眼雖不見
煩悩に眼(まなこ)がさえぎられて、その光明をみることができない

大悲無倦常照我
しかし如来の大悲は常に私を照らして下さっていると述べられた

本師源空明仏教
本宗(真宗)の祖師である源空(げんくう)上人は仏教をきわめつくして

憐愍善悪凡夫人
すべての人(善悪の凡夫)を あわれみて(憐愍:れんみん)
(続きは次号にて)

盂蘭盆法要献灯の集い

お盆の法要へ是非お参り下さい。午前もあります。夜は献灯をお供えしお勤めいたします。先祖・ 故人の名前を書いて感謝の心をお供えください。
一灯に数名記入できます。

八月十六日 (木)
●午前十時半 合同追悼法要
●午後一時半 〃
●午後七時
●献灯の集い (受付PM五時半)

献灯(献 灯)
一灯 参千円

オカリナとウクレレに合わせ一緒に歌おう♪ 献灯の集い

今年の献灯の集いはオカリナとウクレレを演奏していただきます。「さあみんなで歌をうたおう」をテーマに皆さんと一緒に歌をうたい楽しい夜の集いにしたいと思っています。どなたでもご参加できますのでお待ち致しております。

オカリナとウクレレのデュオ曲
♪君をのせて楽器
★楽器紹介
♪オーシャンゼリゼ
♪チムチムチェリー
♪ビリーブ

オカリナオカリナ ソロ曲
♪イエスタデーワンスモア

ウクレレ ソロ曲
♪虹の彼方に
★声の出し方

皆で歌おう
♪哀悼の歌
♪大きな古時計
♪見上げてごらん夜の星を
♪上を向いて歩こう
♪糸
♪花は咲く
♪365日の紙飛行機

お礼の手紙を頂きました

平野区 岩崎 恵子様

前略
日帰り旅行に連れて行っていただいてからもう一週間以上もたってしましました。早いものです。私は仕事や孫の世話で忙しくしております。梅雨に入ったとはいえ、暑いぐらいの天気に恵まれました。
彦根城の天守閣から琵琶湖を見下ろした時地図でもよく知っているのに大きいのにびっくりしました。おかげで夏でも水に困る事が少ないのだからありがたいのやなあと考えていました。
私、乗り物にも酔うし、知らない人達ばかりなので心配していましたが楽しい一日を過ごすことが出来ました。
帰りは佐藤さんと一緒になりお話しさせて頂きました。また今日写真が届きました。ありがとうございました。お身体に気を付けて下さい。

離郷門信徒の集い開催  ご縁・絆をつなぐ

さて昨年五月三十
日本山の第二十五代専如門主伝灯奉告法要に併せて第一回離郷門信徒の集いを開催し多数のご門徒の皆様にご参加を頂きました。本年度は本願寺津村別院(北御堂)で十月四日に開催することに致しました。日頃なかなか北御堂の存在は知っていてもお参りすることはないと思います。この機会に石山本願寺(現在の大阪城にあった本山)の遺構、大阪のお念仏の拠点である津村別院にお参りさせて頂きたいと思っております。ご門徒の皆様とさらなる親睦交流を深めるご法縁となることを期待しご案内させて頂きます。
どなた様もご参加お待ちしております。

日時:平成三十年十月四日(木)
会場:本願寺 津村別院
(御堂筋線本町駅 下車すぐ上)
参加費:三千円
(昼食・懇志含む)
*詳細は後日お知らせいたします。

盆参り

盆参り盆参りをいたします。
ご希望の方はお早めにご連絡ください。
電話 06-6754-6423

法話と茶話会の開催日

九月 二十八日(金)
午後二時〜

門信徒会会費お願い

平成三十年度分門信徒会会費三千円未納の方はご協力の程をよろしくお願い致します。

御 礼

故西村チカヨ様のご寄進により、お内仏を新しくさせて頂きました。右下の写真は入仏法要後の様子です。

若坊守のひとりごと

イラスト日大のアメフト問題を見ていたら昔聞いた「上へ上へと伸びるより、奥へ奥へと歩みなさい」という言葉を思い出した。誰が言ったかは知らないがすごく味わいのある言葉だ。競争に打ち勝つためなら何をやってもいいという考えからああいう問題が起こったのであろう。
今の社会は勝ち抜くことを何よりも優先するあまり、みな「上」ばかりを目指し、「奥」へ踏み込まないので何となくよそよそしくて、弱者に対して冷たい社会になったように思う。
競争から落ちた弱者を否定するのではなく、認め合った方が奥行の広い社会になるように思う。


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