海一味 第42号

京都マラソン

京都マラソン
今年の2月18日、京都マラソンがあり無事完走いたしました。参加者が1万6000人を超えていたそうです。タイムは5時間29分16秒。制限時間内に完走という目標を立ててスタートしました。
20㎞までは快調に進みましたが、そんなに甘くはありません。少しずつ脚が痛くなり、足取りが重く、走る速度が遅くなり、快調に走っている時には気にならなかったチェックポイントでの制限時間を示す時計が気になりだします。
30分以上あった貯金も少しずつ無くなり、疲れと足の痛みでフォームが崩れていくばかり。頭の中で、こんなことならもっと早い時期から練習をすれば良かったという反省と、もうリタイアしたいという思いが駆け巡ります。それでも沿道の方々の声援を受け、足を前へと進めます。
39㎞を過ぎ足の痛みも限界を迎えて、呼吸も乱れ、制限時間が迫り、気持ちが焦り、心が折れそうになりました。その時に沿道の人がバナナをくださいました。再び走りだし、おかげさまで制限時間内に完走することができました。
後日、京都テレビで大会の様子を見ました。それを見て思ったことは、これだけの人が京都の街中を走るのだから、その人たちを支える人たちはどれくらいいるのだろうということでした。
メダル翌日の新聞を丁寧に読んでみると、交通規制箇所が600箇所で、ボランティアの人数が8000人とありました。「すごいことだなあ」と、そのとき感じたのです。それだけの人びとに支えられ、1万人以上の人々が心地よく走ることができたわけです。
ボランティアの方々があればこその、1日であったのです。考えますとまず参加者は、スタート地点で自分の手荷物を預けるわけです。
1万6000人もの人の荷物ですから、スタート地点からゴールまでそれらの荷物を運ぶのにトラック20台が必要とされたそうです。それを間違いなくランナーに手渡すまでには相当な苦労もあった事と思います。いろいろな方に支えられて完走できたことに感謝です。

光西寺副住職 田中 咀釈

正信念仏偈の意味を知ろ

正信……如来の言葉を信じる(絶対に救う)
念仏偈……嬉しい時も悲しい時も唱える讃歌
*正信偈は親鸞聖人の著作であり、浄土真宗の立教のいわれを著わした「教行信証」の「行の巻」の最後に書かれているものです。
即証法性之常楽

浄土に生まれ、法性の常楽のさとり(法性之常楽)をひらくと述べられた

源信広開一代教

源信(げんしん)和尚は、ひろく釈尊一代の教え(一代教)を学ばれて

偏帰安養勧一切

ひとえに阿弥陀如来のお浄土を願い、一切の人々に勧められた

専雑執心判浅深

専修念仏の信心は深く、雑業雑修の信心は浅いとわけ

報化二土正弁立

おもむく浄土は真実の報土と、そうでない化土(けど)があるとされた

極重悪人唯称仏

極重(ごくじゅう)の悪人は、ただただ念仏をしなさい

(続きは次号にて)

永代経法要のご案

永代経法要

例年の永代経法要を以下の通り勤修いたしますので何卒ご参詣のうえお聴聞お焼香くださいますようご案内申し上げます。

平成30年4月14日(土)1時半より
15日(日)1時半より
講師:島根県浜田市 本願寺派布教使
正念寺住職 藤澤 行治 師

*歩行困難等の送迎希望者は三日前迄にご相談ください。

盂蘭盆法要 献灯の集い

お盆の法要へ是非お参り下さい。午前もあります。夜は献灯をお供えしお勤めいたします。先祖・ 故人の名前を書いて感謝の心をお供えください。
一灯に数名記入できます。

8月16日(木)
●午前10時半~合同追悼法要
●午後1時半~    〃
●午後7時 ~  献灯の集い
(受付PM五時半~)

献 灯
◆一灯 参千円

*今年の献灯の集いは「さあみんなで歌をうたおう」をテーマに皆さんと一緒に歌をうたい楽しい夜の集いにしたいと思っています。

御 礼

聖徳太子聖徳太子のお厨子を一信徒様よりご寄進いただきました。本堂の右余間にご安置させて頂いておりますので、ご参詣の際に是非ご参拝ください。

門信徒会会費お願

平成30年度分門信徒会会費三千円ご協力の程をよろしくお願い致します。
5月上旬迄には決算書等と一緒に振込用紙を送付いたします。

第二十回ふれあい旅行募集

一年に一度のふれあい旅行も二十回目を迎える事になりました。
今回は滋賀の長浜市内をボランティアさんと町歩きをし、彦根城・ラコリーナ近江八幡(買物)を日帰りの予定です。
是非ご参加下さい。

行き先長浜市内観光彦根城
・彦根城
・ラコリーナ近江八幡(買物)
(日帰りです)
日時:6月3日(日)
費用:8,000円(バス代、昼食代・拝観料含)
募集人員:40人
詳しいことは追ってお知らせしますのでお早めにご連絡下さい。

仏婦京都研修会報

2月25五日に15名にて 京都へ行ってまいりました。
西本願寺へお参りしてから竹茂楼にて昼食。三百年続く老舗の店で京懐石を味わい大満足でした。
最後は南禅寺を散歩して帰ってまいりました。

法話と茶話会の開催

お寺でお茶をしながら他愛もない会話を楽しみませんか?
どなた様もお待ちしています。
平成30年
5月18日(金) 午後2時~

一日一万歩あるく
若坊守のひとりごと

以前に善人と悪人について皆さんはどのように思われますか?と布教使の先生が法話で参拝者に聞かれたことがあったが、私が考えている悪人とは傷つけた相手を責め怒るのは悪人。
悪気が無くても何故相手を傷つけてしまったかを考えようとしないからだ。相手を無視し自分の都合で独善を押し通す。それが善でないと知らされると怒りだす。
言葉を発し行動をとる前に相手の状況 性格 タイミングを良く理解して最も適切なアドバイスをするように努めるのは善人。
自分の価値観を相手に押し付けない。
「善悪を知る」とはこの二つを理解することだと私は思っている。

今月の掲示板

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一日1回大笑い
一日拾人と語らい
一日百文字書く
一日千文字読む
一日1万歩あるく
 
 

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